歯周病治療
歯周病に影響を与える全身疾患にかかっている場合は内科の主治医と連携して治療を進める必要が有ります。
軽度、中度、重度で有っても、治療でもっとも大切なのは自身の努力です。
治療の基本は正しい歯みがきと歯科衛生士によるプラーク・歯石の除去です。
また、禁煙・肥満の解消・ストレスの軽減など、生活習慣を改善することも重要で、全身疾患が有る場合はその治療も併せて行います。
歯周ポケットがP1~P2で歯槽骨にも異常がない軽度の場合
歯科衛生士によるプラーク・歯石の除去などの処置とブラッシング指導と自身の努力で歯周病を治すことができます。 歯科衛生士が行う処置には、「ルートプレーニング」と「スケーリング」が有りプラーク・歯石を除去し歯をクリーニングします。
ルートプレーニング
キュレートという器具を使って歯周ポケットの奥のプラーク・歯石を取り除くとともに、歯根面を滑らかに整えます。
スケーリング
スケーラーという器具を使って、歯周ポケットのプラーク・歯石を除去します。
ブラッシング
プラーク・歯石の除去後は患者さん自身が正しい方法で歯みがきを続け歯周病の進行防止に努めます。