フッ素のむし歯予防効果は大変大きいものがあります。これは世界各国で行われた多くの研究結果でも明らかでフッ素入りの歯磨き剤にはごく微量のフッ素が含まれていて、むし歯予防に有効であると言われています。フッ素の毒性については、摂取量が多くなると、歯に白色の斑点が生じたり、歯の形成に影響を与えたりするようです。

 

さらに大量に摂取すると、骨硬化症(こつこうかしょう)や甲状腺や腎臓に影響が出てくるとされていますが、現在の歯磨き剤に入っているフッ素の量は、全く影響が出ない微量ですから心配はありません。

 

フッ素はどのように働くのか ※LION サイトより転用

 

フッ素は、むし歯予防に関する様々な働きをしてくれます。フッ素配合ハミガキ剤を継続的に使用して、むし歯を予防しましょう。

 

〇酸の産生を抑制

歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。

 

〇再石灰化の促進

歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。

 

〇歯質強化

歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。

特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤を使い、歯質強化に努めましょう。