調査でわかった日本とスウェーデンの違い

 

発見3 歯科医への意識の違い

 

スウェーデンでは、子どもの歯磨きについて、出産前から歯科医による両親への指導が始まります。また、乳児でも歯が生え始めるころから歯科医院でのオーラルケアチェックが義務づけられています。治療ではないので、子どもにとっては歯科医は“怖い”“痛い”という印象にはならず、“歯について楽しく学ぶ場所”となります。スウェーデンでは、歯科医を「頼れるパートナー」と認める人が26.3%、「好きな人・憧れの人」と考える人が16.4%にものぼりました。一方、日本ではどうでしょうか。歯科医を「頼れるパートナー」とする人が17.2%いるものの、「嫌いな人・苦手な人」と答える人が14.0%もいます。スウェーデンと日本では、歯科医に対する意識が大きく異なります。これも、70才での残存歯数の差につながっていると考えられるのです。

 

あなたにとって、歯科医はどのような存在ですか?

※ライオン調べ