生えかわりの仕組みとその時期
乳歯から永久歯へは個人差はありますが一般的に6歳前後から5~6年かけて、歯肉の中でじっくり育まれます。エナメル質や象牙質の厚みは、乳歯の2倍程で、乳歯20本に対して、永久歯は28本です。親知らずを加えると全部で32本です。
あごの中で永久歯が時間をかけて成長します。
永久歯の根が作られ始め、乳歯の根が少しずつ溶かされます。乳歯の根が溶けてなくなると、乳歯が抜け落ち、永久歯に生えかわります。
六歳臼歯
六歳臼歯は乳歯の奥に生える第一大臼歯です。
永久歯は六歳臼歯から生え始め、最後に十二歳臼歯が生えてすべての歯がそろいます。
6歳ごろに生えることから、六歳臼歯と呼ばれています。その後、前歯から奥歯に向かって順次生え変わり、12歳ごろ、六歳臼歯の奥に、十二歳臼歯(第二大臼歯)が生えてきます。