生えかわりの仕組みとその時期

 

永久歯は「親知らず」を含めて全部で32本あり、その形状で3種類に分けられそれぞれ異なる役割を持っています。

 

第1大臼歯

噛む力も強い第1大臼歯(奥歯)は、永久歯の中で一番大きく、噛む力も一番強く、噛み合わせの基本になる大切な歯です。しかし、むし歯になりやすい歯でもあるため、生えてきた時から積極的なむし歯予防が必要です。

第1大臼歯がむし歯になりやすい理由

 

・奥に生えるため、歯磨きが難しい

・生え揃ってから上下の歯がかみ合うまでに、1年~1年半ほどかかり、その間に汚れがたまりやすい状態が続く

・噛み合わせの溝が複雑で汚れがたまりやすい