フッ素でセルフケア実践のポイント
効果的なフッ素の使い方は「なるべく長く口内に残す」ことがポイントです。
ハミガキ剤に含まれるフッ素は、歯みがきをしている最中だけでなく、歯みがき後も口内に残り、少しずつ作用します。毎日食事をとるからには必ず脱灰(だっかい)は起こります。ムシ歯を予防するには、フッ素を常に口内に存在させ再石灰化を促すのが理想です。そのために、なるべく長くフッ素を口内に残す工夫が必要となります。
フッ素を口内に残す工夫
〇ハミガキ剤を年齢に応じて適切な量をつけます。
フッ化物配合歯磨剤の予防効果を十分に発揮させるためには、適正な量の歯磨剤を用います。
〇じっくり3分(回数多く)みがきます
短い時間(30秒)より長い時間(3分)かけてみがいたほうがフッ素が口内に残ります。ムシ歯の原因となる歯垢をきちんと除去するためにもしっかりブラッシングを行いましょう。
〇すすぎは少量の水で1回程度に
みがき終わったらハミガキ剤を吐き出します。5~15mlの水で5秒ブクブクして終了。
すすぎは少量の水で1回程度で行います。