一歳代の前半には、第一乳臼歯と呼ばれる最初の奥歯(第1乳臼歯)が4本生えてきます。この歯が上下生えてくることによって初めて奥歯の噛み合わせができてきて、食べ物を噛み潰すことなどができるようになります。また、噛み合わせの高さが増すことにより口の中がさらに広がり、舌の動きもさらに自由になることから、食べる機能や言葉を発音する機能も発達が見られます。

 

2歳頃には、前歯と奥歯の間の歯(乳犬歯)が生えて、2歳半頃に、奥歯(第2乳臼歯)が生えて、20本の乳歯が揃います。ただ、乳歯の生える時期と順番には個人差がありますので、気になることがある場合は、小児歯科で相談しましょう。