親知らずについて
今年最後の投稿ですよ。
年末のご挨拶は先日投稿致しましたのでそちらをご覧下さいね。 → こちら
親知らず(おやしらず)とは、第3大臼歯のことをいい、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯で上下左右で合計4本です。歯科では智歯(ちし)とも呼んでいます。
年齢を重ねてから生えてくるために、口腔内で方向が一定にならず、歯茎を圧迫する、あごの骨に圧力を加えるなど、痛みを伴うこともあります。必然的に歯医者で治療を必要となるケースも多くあり、歯や神経に非常に大きな負担がかかることになります。
名前の由来
親知らずの名前の由来として二つの説が有ります。
親知らずは18歳から20歳前後に生え揃います。ちょうどその時に親元を離れる時期に当たり、親が歯の生え事を知らないために、親知らずという名がついたといわれています。
もう一つの説は、永久歯は乳歯が抜けたあとに生えてくる歯で、永久歯が乳歯の「親」と考えると、親知らずには、対応する乳歯が存在しないので、親がない歯ということで親知らずと命名されたと言われています。