80代の人の歯の数はまったく歯のない人を除くと一人平均12本です。治療した歯が平均5本、むし歯の治療していない歯が一本程度、20本以上歯のある人、すなわち8020運動達成者は80代前半で21パーセントです。 

 

80代では、歯周病にかかっている人の割合は40%と低くなりますが、これは60代で進行した歯周炎にかかった歯を抜いたことによる現象傾向と考えられます。その結果全く歯のない人も38%と増えてきます。60代と比べるとなんと7倍近くになります。むし歯治療した歯が平均5本、これまでの年代と同様に、むし歯の治療をしていない歯が一本くらいあるのがこの年代の特徴です。高齢者では亡くなる人が多く、ブリッジ、部分入れ歯や総入れ歯を入れている人の割合が高いのですが、完全に治療していない人もかなり多いのが特徴です。